食事を自分の歯で、ずっと楽しむために、なるべく削らない・抜かない治療で天然の歯を守ります。
むし歯に関する従来の考え方「早期発見・早期治療」は、実は必ずしも正しいとは言えません。なぜなら、治療のために歯を削って詰め物をすることは、結果的に天然の歯を悪くさせ、最終的には歯を失う結果を招くことになりかねないからです。
早期発見はもちろん大切なことですが、削るための早期発見であってはならないと当院では考えています。当院では予防歯科に力を入れ、削るのではなく天然の歯を守ることを第一に考えています。
天然の歯を守る予防歯科
当院では早期発見後、急性のもの以外はメンテナンスを中心に、長期観察することをおすすめしています。これまでむし歯は、自然治癒しないものだと思われていました。しかし初期の場合、しっかりとケアすれば進行を止められることがわかってきたのです。
大切なのは治療することではなく、むし歯や歯周病を引き起こしたお口の中の環境を良好な状態に変えることです。メンテナンスを定期的に行うことができれば、一生、天然の歯を守ることができるのです。
痛みによる身体へのダメージを軽減した治療に取り組んでいます。
当院では、できるだけ「抜かない、削らない、被せない」の3つを治療方針に掲げ、予防歯科に力を入れています。そのため、痛みを感じるような治療はほとんど行いません。
また、麻酔注射も極力行わないようにしているため、治療をするたびに身体へ負担をかけることもありません。
レーザーを使った痛みの少ない治療とメンテナンス
むし歯治療や歯周病治療では、レーザーを使った治療も行っています。患部にレーザーを照射することでむし歯菌や歯周病菌を殺菌し、症状の進行を抑えます。
またメンテナンスも、希望に応じてレーザーを使って行っています。レーザーメンテナンスは歯肉にレーザーを数十分間照射するだけですので、痛みを感じることがほとんどありません。
レーザー治療の詳細はこちら
当院ではできるだけ治療期間を短く、治療回数を少なくするように努力しています。
「歯医者は長く通う必要があるから面倒だ」
「どうして何度も通う必要があるのだろう?」
歯科医院に対して、そんな疑問や不満を持っている方がたくさんいらっしゃいます。確かに同じ症状を治療するにしても、医院によって治療方針や治療の進め方は違います。そのため、何度も足を運ばなければならないこともあるでしょう。
しかし、治療回数が増えるとそのぶん患者様への経済的、肉体的な負担は大きくなってしまいます。
当院では、1回の治療で行えることはすべて行いたいと考えています。そのため、おのずと治療にかかる回数も少なくなり、患者様への負担も軽減されます。
治療後のメンテナンスが重要です
ただし、治療が終了したからといって完治したとは言えません。なぜなら、たとえばむし歯の治療で歯を削って被せ物をした場合、そこから新たなむし歯を発症する可能性があるからです。
歯は治療したから終わりではなく、治療したあとこそ予防やケアが大事なのです。当院では治療自体はスピーディに完結しますが、その後のメンテナンスで長くお付き合いしたいと考えています。