歯科金属によるアレルギーをご存知ですか?当院では金属を使わないメタルフリーの治療にも対応しています。
歯科金属によるアレルギーの問題が、近年クローズアップされています。たまたま歯に詰められていた金属をすべてセラミックに変えると、長年患っていた皮膚のカブレや肌荒れなどが改善されたという報告が数多く寄せられたからです。
ネックレスやピアスなどが皮膚に接触することでかぶれることはよく知られています。しかし、お口の中に詰めた金属がアレルギーを引き起こすとは、それまで考えられていなかったのです。また、金属アレルギーはいつ発症するかわかりません。当院では70歳代の患者様が発症したという例もあります。
金属アレルギーについて
お口の中の入れ歯や詰め物などに含まれる歯科金属(一般的にパラジウム・ニッケル・コバルト・クロム・水銀)が原因となって、顔や全身にアレルギー症状を発症する場合があります。
また、歯科金属を長期間装着すれば、腐食や消耗などによって金属成分の溶解が起こります。そうすると金属がイオン化して体内に取り込まれ、アレルギーを引き起こすのです。歯科金属を使った治療には十分な注意が必要です。